「私たちは想定外に備える必要があり、私たちはそうすることを決意しました。」
PB:なぜサプライヤーの遠隔評価を始めたのですか?
AR:Pietro Barillaは「自分の子供に与えるような食べ物を人々に与えなさい」と言いました。これは、特に不確実で荒れ狂う時代の中でも、今日のBarillaの使命の元となっている創業理念です。これにより、品質や食品の安全性を妥協しないという、私たちの組織全体の道筋が設立当初から明確になりました。
そのため、私たちはサーベイランス監査計画への影響を最小限に抑えるため、サプライヤーと緊密に連携しました。
私たちはBSIと入念に協力し、技術を活用しながら、業務を転換し、関係者全員が安全に働けるよう努めました。数ヶ月が経ち、私は一緒に行ってきた仕事の質にとても満足しています。
PB:今後の展望を教えてください。
AR:今回の危機は、人々や企業に苦難をもたらしました。私たちは、かつてないこの機会に反応し、学び、変化する必要があります。古いやり方で新しいドアは開きません。
国境規制や、労働力の削減、物流の選択肢の減少は、サプライチェーンへの負担を増大させるでしょう。調達や取引のパターンは変化しており、こうした規模の変化が起こるたびに、意図しない影響と悪質な慣行の両方から新たなリスクが生じることを歴史は示しています。私たちは「予期せぬ」ことに備えなければなりません。それが私たちの決意です。
Barillaは、サプライヤーへの投資を継続し、サプライチェーンの完全性を強化することにより、食品の安全性と品質を事業の中心に据え続けてきました。BSIは、Barillaおよびそのサプライヤーと提携して遠隔監査を実施することで、この活動をサポートし、不確実な時代に安心と信頼を提供してきました。
Paolo Bersighelli
事業開発マネージャー
保証、トレーニング、組織レジリエンス
BSI Group