BIM ISO 19650 規格解説研修(概念及び原則)

「BIM資格」取得対象研修: 当研修は「BIM資格」取得対象の研修です。 詳細ならびに、資格取得を希望される方は BIM資格ページをご覧ください。

※本研修は、『BIM基本研修』より研修名を変更いたしました。

この研修の目的は、BIM(Building Information Modelling)の認識を高め、基本原則を理解していただくことです。本研修を通し、BIMの概念、及び英国の「BIM Level 2」を提供するための能力及び取組み方を理解できます。また、「ISO 19650」及びUK PAS 1192シリーズの側面に焦点を当てた、より詳細なBSIの研修についてもご紹介いたします。

本研修では、組織の管理原則、達成可能な成功及び投資収益率(ROI)の主な要因についても説明します。プロジェクトでコラボレイティブBIMを利用する際のプロセス、実践、及び管理に関する基本的な理解と全体的な知識を身につけていただくことが目的です。

また、BIMをサポートする一連の英国及び国際規格について学び、設計、建設段階だけでなく、プロジェクトの使用段階、そしてそれらがどのように創造、開発されたかについてもご説明します。

本研修は、納入段階における価値でなく、プロジェクトの「一生」の価値を図る理由、またBIMとソフトランディングの概念がこれらの目標の達成にどのように役立つかを評価することを目的としています。

受講によるメリット

この研修を受講することにより、次の事項に関するスキルを身につけることができます。

  • 英国におけるBIMの導入の背景にある理論的根拠を理解し、これを自分の組織の状況に取り入れる。
  • 英国におけるBIMの導入で、定義、導入するために使用される規格、ツール、及びその他の文書の範囲を理解する。
  • 「ISO 19650に準拠したBIM」と「英国におけるBIMの導入」が、資産所有者が資産情報をより効果的に管理し、またプロジェクトスポンサー及びプロジェクトマネージャーがより良いプロジェクトを(商業的及び技術的に) 提供するのに役立つ方法を理解する。
  • あらゆるタイプのサプライヤー(設計者、建設業者、専門家、資産請負業者)が英国におけるBIMの導入において、顧客の要求事項にどのように対応するか、またこれをサポートするCOBieやIFCなどの技術ツールについて理解する
  • 「ISO 19650に準拠したBIM」と「英国におけるBIMの導入」において、情報セキュリティを強化するための枠組みをどのように提供するかを理解する。
  • 「ISO 19650に準拠したBIM」と「英国におけるBIMの導入」に関連する役割及び責任を理解する。
  • 英国におけるBIMの導入に続いて、資産を管理したり、プロジェクトを提供したりするために必要なステップを理解する。

BIMに関連するベネフィットを顧客に伝えることができます。また、以前は必ずしも適わなかった顧客と連携し、あなたの組織に成長をもたらすようなプロジェクトへの入札の可能性も広がります。
BIMを導入する中で、チームとプロジェクトを管理する方法、またサプライチェーンのあらゆるメンバーが要求事項を認識していることを確実にする方法を学びます。設計及び建設、及び構築された資産の資産管理段階におけるBIMの関連性を理解できます。