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    BSIのネットゼロへの道のよくある質問

    この文書は、BSIのネットゼロへの道に関する最もよくある質問にお答えするために作成されたものです。

    BSIのネットゼロへの道とPAS 2060/ISO 14068に基づくカーボンニュートラル達成との違いは何ですか?

    主な違いは、PAS 2060/ISO 14068のアプローチでは、排出量を漸進的に削減しつつ、同時にカーボンニュートラルを達成するためにオフセットクレジットを購入できる点にあります。BSIのネットゼロへの道のアプローチでは、排出削減を優先的に達成することに重点を置いています。オフセット・クレジットは、これ以上削減することが財政的にも技術的にも不可能な場合にのみ、残留排出量に対応するために使用されます。

    BSIでは、BSIのネットゼロへの道とPAS 2060/ISO 14068の両方を認証することができますか?

    BSIのネットゼロへの道は、ネットゼロの達成を目指す組織に適しています。PAS 2060/ISO 14068は、カーボンニュートラルの達成に重点を置いているため、オフセットクレジットをより多く使用しています。

    すでに別の組織で削減目標を設定していますが、なぜBSI Net Zero Pathwayに参加する必要があるのですか?

    目標設定は良い第一歩であり、他社で作成した控除目標を当社のスキームと併用することも可能です。BSIのネットゼロへの道のメリットは単なる目標設定に留まらない点です。目標が達成されているかどうかを確認するための年次監査、および目標に対する進捗状況のレビューが含まれています。BSIのネットゼロへの道は、ISO 14064-1の要求事項に照らした厳格なカーボンフットプリントの検証から始まります。これは、削減目標が、関連するすべての排出量が考慮されていることを確認するために独立検証された正確なベースラインに対して設定されることを意味し、ネットゼロへの旅における信頼性を保証します。

    BSIのネットゼロへの道は部門ごとの脱炭素化を可能にしまか?

    BSIでは、組織レベルの削減目標設定において、部門ごとの脱炭素化アプローチの適用を推奨していません。各組織はそれぞれ異なるため、目標は部門ではなく組織に特化したものにすることを推奨します。

    スコープ3の排出量は非常に複雑で必要なデータが得られないため、フットプリントの検証にはスコープ1と2の排出量だけを含めたいです。それで問題ないでしょうか?

    いいえ、ISO 14064-1では、フットプリントにおいてすべての排出スコープの考慮が義務付けられています。スコープ3の排出は、それが重要でない場合にのみ除外することができ、また、適切に正当化する必要があります。

    当社のGHGデータは、企業のアニュアルレポートに記載しなければならないため、会計士による監査を受けています。これをISO 14064-1検証の代替として使用できますか?

    いいえ、意義のある目標を設定するためには、カーボンフットプリントをカーボンマネジメント分野の専門家によって認められた基準に照らして検証する必要があります。

    私たちはISO 14064-1に照らして、BSI以外の認定機関よってすでに検証されています。このデータを使って、BSIのネットゼロへの道に参加できますか?

    はい、データを検証した組織がUKASの認定を受けており、お客様の組織の範囲と境界が変更されていなければ参加可能です。

    すでにISO 14001やISO 50001をBSIで取得していますが、これらはネットゼロへの旅に役立ちますか?

    はい、エネルギー・環境マネジメントシステムを導入することで、データ収集・管理プロセスを改善し、改善すべき分野を特定できます。ISO 50001は、スコープ1および2の排出量を考慮する場合に特に効果的で、ISO 14001は、サプライチェーンに関連するスコープ3の排出量について役立ちます。